と言う事で,平日にも関わらず2本視聴すると言う強攻策にて,期日までに名探偵コナンの劇場版の(25作品のうち,Prime videoに公開されていた,最近の2作を除いた)23作品全て観終わりました.折角なのでそれぞれに一言の感想と,お勧め度と言うか面白さを星1〜5で評価したいと思います.5つ星は観ておいて損は無いですが,星1〜2辺りはお勧め出来ず,その作品のファンには申し訳ないのですが,極めて厳しく評価して行こうと思います.
名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 評価: ★★★★★
第一作目なので,ミステリーとアクションのバランスや,犯行に爆弾がふんだんに使われる事など,今後の方向性を決めた重要な作品です.ここは勿論,星5です.
名探偵コナン 14番目の標的 評価: ★★★★★
「名前に数字が13〜1が付く人が順に狙われる」と言う設定のために目暮警部の下の名前が決められると言う,映画の設定も原作に含めると言う方向性を示した重要な作品.犯人の役者の演技も良く,星5です.
名探偵コナン 世紀末の魔術師 評価: ★★★★★
ロマノフ王朝の実在した人物をモチーフにした,ストーリーが非常に良く練り込まれた作品.ロケーションも多く,この作品も勿論,星5です.
名探偵コナン 瞳の中の暗殺者 評価: ★★★★★
終盤前までのミステリーの出来が良く,また終盤の遊園地でのアクションシーンも良い.声優が好きな人にとっては白鳥刑事も見所.こちらも星5です.
名探偵コナン 天国へのカウントダウン 評価: ★★★★★
新築の高層ビルを登場させ,最終的にはそれを破壊してしまうと言う,「実写にはこんな事出来ないよな?」と言わんばかりの作品.黒の組織が登場すると,ラストはどのようにして平衡状態が保たれるか(敵サイドがダメージを受けない,味方サイドの秘密の情報を相手に与えない)が気になります.勿論,星5です.
名探偵コナン ベイカー街の亡霊 評価: ★★★★★
ロンドンにタイムスリップし,且つ実在の人物やフィクションの人物を登場させよう.しかもこれは現実である.と言う設定を具現化させた物凄い脚本.個人的には際立って異色でこれはやはり星5です.
名探偵コナン 迷宮の十字路 評価: ★★★★★
この辺りから3DCG技術の発達が見られ,また京都の描かれ方もとても良く,京都が好きな人には良い作品.絵的な見所がかなりあり,星5です.
名探偵コナン 銀翼の奇術師 評価: ★★★★★
中盤でメインキャラの別荘へ向かうので事件はそこで起きるのかと思わせつつ,航空機内の出来事がメイン.コクピットの描写や操縦のシーンが(実際と異なる部分はあるけど)他では見られないほどリアルで,その意味でも価値があり,星5とします.
名探偵コナン 水平線上の陰謀 評価: ★★★★★
船上で事件が起こってそれを解決すると言うオーソドックスな内容と思わせ,毛利小五郎が屈指の活躍をする作品.犯人の仕掛けるトリックの出来も良く,星5です.
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 評価: ★★★★★
10作目で登場人物が多い事がコンセプトで,多人数で事件に取り組んでいくところが見所.最初から終盤まで謎の全貌が良く分からない雰囲気も良く,こちらも星5です.
名探偵コナン 紺碧の棺 評価: ★★★★★
島が舞台なので個人的にはかなり好きで,他の作品と違ってトレジャーハンターもかなりの悪人で緊張感があるのも良いので,星5.登場する島は"神海島"と呼ばれてたけど,島の地形とかから言ってモデルは神津島ですよね,多分.
名探偵コナン 戦慄の楽譜 評価: ★★★★★
クラシックの楽曲や音楽家がテーマになっているけど,それと共に,オリジナルキャラが主人公の相棒のようになって活躍する話作りも新鮮で良いので星5です.終盤は大きなツッコミ所はあるものの,逆に言えばそうまでしても描きたいシーンだと思って認めたい.
名探偵コナン 漆黒の追跡者 評価: ★★★★★
警察関係者が多く登場し,その声優陣が非常に豪華.終盤の戦闘シーンの圧倒的戦力差は(主人公だから)全く銃弾が当たらないアメリカ映画を思わせる展開.全体的な出来も良く,星5です.
名探偵コナン 天空の難破船 評価: ★★★★★
飛行船が登場するだけで珍しく,その上でテロ組織やらウイルスやらが出てきて終始緊張感のある作品.星5.とある理由があってグレートマジンガーを観たくなるところもある意味で見所です.
名探偵コナン 沈黙の15分 評価: ★★★★★
8年ぶりに目覚めるオリジナルのキャラが印象的な作品.序盤の派手なアクションシーンから終盤のコナンの超人的なシーンまで,この辺りからアクションの派手さも増している気がします.これも星5としたいです.
名探偵コナン 11人目のストライカー 評価: ★★★★★
サッカー選手が何人も声を当てている異色の作品.但し,事件や犯人に関わる部分は(単独犯の割には大掛かり過ぎるものの)良く出来ています.星5です.
名探偵コナン 絶海の探偵 評価: ★★★★★
海や船がテーマとだけ聞くと「以前の作品と似てるのか?」と思ったけど,登場するのはイージス艦だしスパイアクションがメインで,良くこれだけ今までと違った作品に出来ると感心させられます.やはりこれも星5です.
名探偵コナン 異次元の狙撃手 評価: ★★★★★
狙撃手がテーマで多数の狙撃シーンが見所,ではあるものの,犯人の動機などもかなり斬新.こちらも星5としたい.
名探偵コナン 業火の向日葵 評価: ★★★★★
美術館とゴッホの絵画がテーマなのだけど,「絵画を破壊したい人」VS「それを守る人」の戦いが緊張感あり.これは絵画もうダメなんじゃないか・・・と思わせるシーン多数で,星5です.
名探偵コナン 純黒の悪夢 評価: ★★★★★
「こんなシーン,実写では無理だろ?」と思わせるカーチェイスから始まり,ミステリーよりもアクションに大きく軸を置いた作品.味方の勢力も増えてきて,黒の組織側も大変そうです.つまり星5です.
名探偵コナン から紅の恋歌 評価: ★★★★★
百人一首を知っているとストーリーの理解が早くなるほど百人一首がメインテーマ.犯人とその周囲の人達がちょっと負けず嫌いが過ぎるものの,全体的な雰囲気は良く,星5です.
名探偵コナン ゼロの執行人 評価: ★★★★★
色々な所で登場人物達の行動に無茶が過ぎると思わせるものの,「公安は凄いのでOK」と強引に押し切ってしまうのは大したものです.結局の所,観て損はないので星5です.
名探偵コナン 紺青の拳 評価: ★★★★★
最初に「あ,コナンはパスポートが無くて海外に行けないのか.」と基本的な部分に気付かされ,恐らく戸籍を持ってない件について映画とは別に考察したくなりました.それはそうと初めての海外が舞台で,犯人はすぐ検討がつくものの2転3転するところも良いです.星5です.
ちょうどPrime videoの配信が終了したところで,感想を述べるのはあれな気もしたのですが,幾つかの星5の作品だけでも何かの機会に観ておくのも良いのではないでしょうか.幾つか・・・?