記事No.： 43   日時： 2017/09/15(Fri.) - 2017/09/18(Mon.)

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  少し前までは海外に行っても言葉が通じなくて旅行もままならないと思ってたJuuma氏ですが，新婚旅行でマイワイフ(妻)(海外に慣れている)と一緒に海外に行ってからは，少しなら何とか日本語を話せない人とも意思疎通出来るし楽しめるしですっかり海外旅行が楽しくなり，次はベトナムへ行こうと2人で意気込んでいました．しかし航空券の予約を検討すると，初日と最終日の出発時間の関係で現地に居られる時間はかなり短く，意外と日数が掛かってしまう事が分かりました．3泊4日を予定していたので，実質は2日弱くらいしか居られない計算でした．

  そう言う訳で別のアジア圏を検討したところ，台湾なら滞在時間も取れるし面白そうなので，9月に入った辺りで行き先を変更して台湾に行く事にしました．台北の辺りに行ってみる事にしたものの，実際に行く場所に関しては，全て前日や当日に決定しました．即ち，2日目や3日目の予定は前日の現地のホテル内で考えたり，その場のノリで色々と決めています．

  前置きが長くなったけど，先ずは羽田空港へ．


  羽田空港から国際線に乗るのは今回が初めてなのですが，ベルギーの知人を見送る時に一度来ていたので，訪れるのは2回目になります．出国審査もそれほど迷わずに済ませ，色々と店を見てから搭乗．


  早速座席のモニタでゲームを選ぶと，格ゲーがありました．一応十字キー付きのコントローラも付いてるので昇竜拳まで何とかなりました．が，到着までは大体，"オデッセイ"を見てました．前々から噂を聞いてて見たかった映画です．


  JALなので良さそうな機内食．副菜も何となくしっかりしてます．


  愛媛県にも同名の空港がある事でお馴染みの松山空港に到着．外の景色を見ると日本ではない事が伺えるのですが，案内所に居た方には日本語で質問して日本語で答えて貰う事が出来たので，海外の雰囲気はかなり低い方なのではないかと思います．モロッコよりだいぶ初心者向けの海外のような気がします．


  この空港はメトロの駅に隣接していて，市街地へのアクセスが良いです．松山＝羽田，桃園＝成田のような感覚でしょうか．


  駅のホーム．時刻表は見当たらなかったけど，電車が来るまでの待ち時間が書いてあるので楽です．


  西門駅へ到着．ここからホテルに行ってチェックインしました．店が並んでいる様子は渋谷みたいな感じはあったけど，道路脇に屋台が多数出ているのは流石台湾です．

  この後は，美味しい店を目指して東門駅に行きました．店の外で少し待ったけど，注文表を貰って食べたい物を先に選べるので実質的な待ち時間はあまりありませんでした．この店に限らず，多くの店では紙に書いてあるメニューにチェックして渡す形式なので，言葉が通じなくても注文出来ると言う便利システムです．多分，英語も日本語も話せない店員は多い．


  台湾のビールが気になったので，まだ昼だったけど取り敢えず飲んでみる事に．しかしこの後色々食べたのでお腹がいっぱいでした．


  炒飯と小籠包．どちらも旨い．この他にも蟹焼売などを食べました．


  やや辛めの味付けの海老入り水餃子．これが個人的には今回の旅行で食べて美味しかった物のベスト3に入っています．

  昼食の後は，淡水信義線(赤い路線)に沿って台北101の方へ歩きました．海外の街を歩くのは新鮮で面白いです．


  食事をした場所から割りと近くの，何やら大きい公園に到着．野生の動物が時々見られると言うような事がネットに書いてありました．


  運が良ければリスが見られるだろうか･･･と思ってたら，入ってすぐにリスに遭遇しました．幾つもの木の上をリスが走り回っていました．


  地面にも至る所にリスが走り回っていました．街中の公園でこんな事があるとは．公園の周囲も含めて日本と雰囲気はあまり変わらないように見えるけど，基本的なところで何かが違うようです．


  池の辺りには鳥が多数居ました．こっちは日本でもそれなりにある光景．


  ベンチの傍や子供が走り回ってる近くで鳥が歩き回ってました．これは日本では動物園以外ではあまり見掛けない．


  公園内に大きなステージも常設されていました．台だけじゃなくて屋根や裏方みたいなところや客席もあって，あまり使われてなさそうなのに豪華です．


  公園を出て東の方へ進みました．基本的には東京の区内と似たような雰囲気なのですが，ある一定のエリアに同じジャンルの店が多数固まってたり，すぐに意図が分からないような所もありました．


  夕方が近付いて来た頃に台北101に到着．正方形の写真では載せにくい高いビルです．


  ビルの中に入ってタピオカティーを飲みました．中の黒いのを一粒ずつ吸い上げるのが楽しい飲み物です．

  この後は行列に並んで展望フロアに行きました．ここは名前の通り101階まであるビルなのですが，通常は91階まで行けるようです．


  展望フロアではデジカメでは取り難い夜景を何枚か撮りました．ビルのライトアップが派手で良いと思います．


  帰りは1つ階段で降りた先に下りエレベータがあるのですが，そこまでの道は土産物屋になってました．とは言っても数十万NTDや数百万NTDの珊瑚や水晶のような物が多く，一見さんに売る気があったのかは謎です．


  ビルを出てから撮った写真．年始にはこのライトの辺りから花火が出るそうです．


  帰りは近くの世貿駅から電車で帰りました．台湾のメトロの切符(？)はプラスチックのコインです．どの値段を買っても同じ色と形のコインで，改札にタッチするのでICカードのようになっているようです．改札を出る時はコイン投入口に入れて，恐らくそのまま使い回されるので資源効率が良さそうです．


  夜の西門．普通の店の前に多数の屋台が出てたり，その近くで音楽をかけながらパフォーマンスしてたり，露天がいっぱい出てたり，楽しそうな街です．一旦ホテルに戻ってから，遅めの夕食に出掛けました．


  遅い時間でも開いてる，地元の人もいっぱい居るような店で牛肉麺を食べました．テーブルの上には雑に置かれたボウルに良く分からない調味料が大量に入っていて，入れてみると辛くなりました．どうやら香辛料の一種だったようです．この牛肉麺が前述の旨かったものベスト3の2つ目になります．


  水餃子も旨かったです．それぞれが日本円にすると確か200〜300円程度だったので，驚異的なコストパフォーマンスです．

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  2日目．


  バイキング形式の朝食だけど，日本とは色々違う台湾っぽい料理が並んでいてバリエーション豊かでした．近付くと丼に小さいラーメンを入れてくれるおじさんも居ました．しかし他のテーブルに居たヨーロッパから来たっぽい人は，これだけ種類があってもトーストにジャムを付けて食べていました．向こうの人はブレないな･･･．


  ホテルを出た後はメトロの赤い路線に乗って士林駅へ．日本に帰ってから知ったけど，この辺は夜市で有名なエリアだったんですね．この近くのバス停でバスに乗車します．


  故宮博物院に到着．館内はかなり広く，台湾の長い歴史について色々と述べられたり展示されていました．基本的に何でも写真撮影OKなのは日本とは違うところです．


  非常に有名な虫の乗った白菜のオブジェ．人気があり過ぎて長い時間並んだ上に，周囲に人が多過ぎて正面から撮る事が出来ませんでした．上図の右上辺りが白菜の正面です．この後，売店で白菜の葉書を買って，自分とマイワイフそれぞれの両親に手紙を書きました．


  正面のビルの存在感がある，故宮博物院からバス停までの道．1人旅の女性が居て，そこら中の人に声を掛けて自身の写真を撮ってもらっていました．マイワイフも声を掛けられました．

  士林駅まで戻った後は，再び赤い路線で北の終点まで行きました．因みに今回は訪れてないのですが，途中駅にはASUSの本社があるようです．ASUS好きの自分としては某ゲーム会社を訪れた時みたいに行ってみても良いかも知れません．


  淡水に到着．地名に反して，湖や池の近くではなく川から流れ込む海の近くの駅です．割りと淡水で少し海水でしょうか．


  淡水老街を歩いて行くと，人がいっぱいでした．色々見ようと思ったけど，その前にお腹が空いたので店に入りました．


  シンプルに見えて旨い炒飯．


  メニューの表記では良く分からない上に，店員に聞いても中国語で良く分からなかった炸黄金豆腐．"豆腐"なのでそれほど予想外の凄いものだとは思ってなかったけど，味は予想外に凄い旨いので驚きました．ニンニク醤油ダレがとてもマッチしている．勿論これがベスト3の1つに入ると言うか日本でもどこか食べられる所はないのかどうか知りたいと言うレベルです．


  食事の後は海沿いの遊歩道，と見せ掛けて屋台や子供向けのゲームなどが並んだ祭りのような道を歩きました．


  水風船を割るダーツのゲーム．面白そうだったので挑戦してみました．風船の面積が大きくて簡単なようだけど，意外と全然当たりませんでした．


  売り物のように見える亀．もしかしたら何かのゲームの景品だったかも知れません．


  駅から北の方へ進んだところ．もう少し進んだら行き止まりになりました．暗くなってくると灯りが綺麗でした．


  子供向けのゲームセンターのような小屋もあって，小さい子が遊んでました．夜20時くらいなのに公園で遊んでる子が多数居ました．時間の感覚が日本と全体的に違うようです．


  ホテルの近くまで戻ってから，夜食っぽいものを食べました．どちらもやはり旨いです．

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  3日目．

  この日は有名な九份に行く事にして前日の夜に工程を組みました．份の字は常用漢字ではないみたいなので，閲覧環境によっては九+[数字]のように見えてるかもしれませんが，｢九份｣はキュウフンと読んで下さい．


  昨日と基本的に同じだけど少し違う朝食．


  緑の路線で西門から1駅だけ移動し，小南門へ．ここから南へ少し歩きます．


  入場券とか無くて適当に入れる植物園に到着．そこそこ人が居ました．


  手入れは微妙にされてるようなあまりされてないような大きな池があって，鳥も多数生息していました．


  2日前に公園で見掛けたリスも発見しました．


  大量の水草と鳥．


  黒い鳥が集まっていて，巣を作っているようでした．とは言っても葉が敷いてあるだけで，外敵から身を守れるのかどうかは良く分からない巣です．


  植物園の横の細い道に，何故か人が何人か入って行ってたので，何があるのか行ってみたら，博物館に辿り着きました．入場料は無料．


  民族衣装や日本人の撮った写真などの展示を見た後，中にあった喫茶店でコーヒーを飲みました．マイワイフはケーキを食べました．


  画面の謎のキャラと同じポーズを取る，Kinect的なゲームがありました．自分の前に小学生くらいの子供が遊んでいて，その子に自分の動きを見られてました．


  再び植物園へ．出口を目指して，小南門駅に戻りました．西門を経由して青の路線で忠孝復興駅へ．ネット情報を頼りに九份行きのバスへ乗車．運賃はネット情報より安かったのですが幾らだったかは良く覚えてません．


  九份に到着．大型のバスなのにカーブの多い山道をスピード上げて登って行ってスリルがありました．取り敢えず有名っぽい商店街へ．


  混雑している九份の夜市．ここの観光客は殆どが日本人で，この時だけ外国語が聞こえてくる割合がかなり減少していました．


  スイーツの店に入ってマンゴーアイスを食べました．なかなか良いアイスでした．


  別の近くの店に移動して，御飯物を食べようと思って注文した鳥の脂御飯．値段は安いし御飯に何かかかってるだけの簡素なものだったけど，これが非常に旨かったです．


  同じ店で蕎麦も食べました．この店はクオリティが高かったです．


  あの映画のモチーフになっていると噂があったけど公式には否定されたと言う噂の店がある階段を降りました．･･･が，行列が凄まじくて暫く人が動かないと言う，面倒な事体に巻き込まれました．


  誰も居なければ10秒くらいで行ける階段を，30分くらいかけて辿り着いてやっと撮れた写真．このために行くのはパフォーマンスが良くないと思いつつも，元の道を30分くらいかけて戻りました．


  更に先に進んだ店で，もう一度食べたかった物を注文．しかし店構えは良かったけど料理はあまり気合が入っていない感じの店でした．


  入ったわけじゃないけど，犬がいっぱい寝てるのが面白かった店．台湾は店員がラーメンを食べながら客の応対をしたり，体裁をそれほど気にしない人も多かったです．

  帰りは長い行列を作るバス停でバスを待ちました．待ってる間，タクシーの運転手がしきりに営業をかけてくるのですが，バスに比べて割高なので殆ど誰もタクシーには行ってませんでした．多人数で乗っても少人数で乗っても1人当たりの値段は固定のシステムなのが痛いです．だったら普通はバスを選ぶ．

  1時間以上バスに乗って，その後は電車に乗り換えてホテルの最寄駅に戻りました．九份は楽しいと言うより，全体的に混雑が凄いと言う印象が強かったです．


  帰りに人気がありそうなチキンの店でチキンを買いました．


  それと，店の前にテーブルが置いてあって買った物をすぐ食べられる店で，杏仁豆腐を買いました．このように，歩いてるだけで食べ物は無限に買いたくなります．

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  4日目．

  この日は主に移動するだけの日で，搭乗の時間も早いので，朝食はスルーして空港へ向かいました．行きに来た空港とは別です．


  台北車駅から空港行きの特急のような路線に乗ります．


  3日目まで乗ってた路線より内装が新しい電車で空港へ．


  空港に到着．思ったより人が少なくて，予定より少し遅めに着いたのに荷物を預けた後も割りと時間がありました．


  と言う事で，空港のレストランで朝食を食べて，土産物屋でお菓子を買ったり色々買ったりしました．そして帰りの飛行機へ．


  機内食を食べながら，ラ･ラ･ランドを見ました．しかしラストの辺りで着陸に入ってしまい，全て見る事は出来ず．


  成田空港に到着．やはりここから家へは遠いので，帰るともう夕方で，この日は本格的に移動日でした．

  と言う事で，2度目の海外旅行でした．8月に初めて海外に行っておきながら2度目は1ヶ月後と言う，凄いハイペースです．台湾は比較的短時間で行けるし，日本語しか話せなくてもそれほど困らないので，初心者にもとても勧められると思いました．

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