記事No.： 41   日時： 2017/08/05(Sat.) - 2017/08/14(Mon.)

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  普段から本編の日記を読んでる方ならご存知かと思いますが，有識者の見解では今世紀中の結婚は無理だと言われてたJuuma氏が6月に結婚しました．と言う事で今回の日記はタイトル通り，新婚旅行です．初めての海外旅行且つ10日間の長い旅行だったため，写真だけでも通常の3倍くらいのボリュームになっているので，3頁に分けられています．

  と言う事で初日の朝，成田空港へ向かいました．出発時は羽田空港にしか行った事なかったので，成田空港に行ったのはこの時が初めてになります．


  国際線のターミナルからの搭乗は勿論初めてだったのですが，少し前に見送りのために羽田空港の国際線ターミナルに行った事があったので，その雰囲気と良く似ていました．


  少し早いけど，搭乗してから機内食までは時間がありそうだったので，空港内で昼食．


  FINNAIRの航空機に乗りました．日本以外の航空会社の航空機に乗ったのもこの時が初めてです．まだ日本なのに周囲の乗客が外国人ばかりだったり，乗務員も殆ど日本人が居なくて緊張します．


  離陸後は，これまた初めて見た座席にある音楽が聴けたり映画が観れたりするモニタで映画を観ました．｢君の名は｣を初めて見たのですが，ストーリーについては，高いニュータイプ能力を持ちながら，記憶力が非常に悪い主人公達の物語と言ったところでしょうか．この後に見た，｢マッドマックス怒りのデスロード｣の方が自分には合っていました．


  機内食を食べたのもこの時が(中略)．因みにマイワイフ(妻)は海外生活が長いため，ここまで自分が初めて見たものは既に日常的な体験だそうです．


  飲み物を注文する時，｢Red wine｣と言って通じたのに安心したり，延々とゲームオーバーにならないゲームをしつつアイスを食べているところ．他にも映画を色々観たり寝たりしました．


  到着少し前に出た機内食．機内はかなり乾燥していたので，図の右上にある水が重要です．


  ヘルシンキの空港に到着後，初めて日本国外に降り立ったJuuma氏が最初に撮った1枚．まだこの時点では周囲に日本人も結構多く，海外の雰囲気はそこそこです．


  テンションが上がっていたので，こう言う普段撮らないような人形も撮ります．

  その他にも色々とオシャレな空港のショップを見たり，フィンランド語で書かれている雑誌を読んだりしつつ，乗り換え先の搭乗口へ．


  先程より小型の航空機でスペインに向かいます．最後尾の座席だった上に，1つ前は日本人の家族が居たため，機内の雰囲気は羽田→鹿児島の感じと似ていました．


  バルセロナに到着．ここから空港の外に出る事に緊張しつつ，マイワイフからスリに気を付けるように言われて更に緊張します．


  21時頃なのにそれほど暗くなかったり，料金がユーロ表示だったり，運転手が左側の座席に座ってたりするタクシーの車中．ランブラス通りの奥のホテルに向かいます．


  ホテルにチェックインした後は近くのレストランで夕食．普通に注文はするんだけど，それ以外に小物を持って来て勧めてくる人が居たり，注文した料理と一緒にパンが出されて有料だったり，知ってはいたけど水はサービスじゃないとか，スペイン料理と言う事以前に色々と日本と違う点がいっぱいでした．周囲には｢この料理は美味しくなかったから料金払わない！｣って言ってる客も居ました．

  レストランを出た後は夜遅かったので，nonstop 24hと書いてあった店を見付けて水を買ってからホテルへ戻りました．

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  2日目．

  この次の日には別の地へ飛ぶので，バルセロナの観光は基本的にこの日のみになります．


  雨が降った後っぽい道を通って，地下鉄へ．夜は遅くまで人が多かったけど，朝は人通りが少なくて写真が撮り易い．


  椅子が硬い地下鉄．運転間隔は割りと短くて便利でした．


  目的地が少々高いところにあったため，結構な距離の坂道を上りました．


  中々長めの良いポイント．


  ガウディの作品の1つのグエル公園に到着．入ってすぐの壁の形からして面白いです．


  インコのような野生の鳥が木に止まってました．妙に大きい．


  柱のエリア．大体曲がってて，どの柱も他と違う石が使われると言う拘り方です．


  公園の象徴的な蜥蜴．周囲に常に誰かしら人が居て，その人と蜥蜴の写真を撮ってる人達でいっぱいでした．


  左の家は入るための待ち時間が長くて断念．右の家は土産物の店で，ガウディが主役の絵本が売ってたのでそれを買いました．


  園内には鳩が多数居ました．作品によっては鳩の巣に丁度良い模様です．


  南国の島には大体自生している事でお馴染みのハイビスカスも発見．個人的には旅行に行った時にしか見た事がないので，非日常感のある花です．


  穴が開いてる系統の作品には，大体鳩が住んでいました．


  ガウディの作品ではないけど，ガウディが住んでいたと言う家．中は資料館のようになっていました．


  作品の椅子．日本でも高級家具店などで見付かりそうな気がします．

  グエル公園を出た後は，バスに乗ったり地下鉄に乗ったりしながら，サグラダ･ファミリアに向かいました．朝からご飯を食べてなくて余力が無かったので，入って荷物を預けて生誕のファザードに入るまで写真は撮り忘れています．


  と言う事で生誕のファザードに上って窓から外を撮ったところ．逆に下からは自分の写真を大量に撮られているに違いありません．


  建築中のところも良く見えました．どうやらオブジェを別の所で作成してここに持って来たりする場合もあるみたいです．緩衝材みたいなのに包まれてるのあったし．


  真下の辺り．後ろから人も来なかったし，折角なので色々な方向の写真を撮りました．


  マンションも面白いので色々見てました．最上階に住む人はテラスのアレンジの幅が広くて楽しそうです．


  上る時はエレベータだったけど，帰りは螺旋階段で降りました．中心部から10メートル以上下の方が見えました．細い人なら一気に落ちる事も可能です．


  次は教会の部分の内部へ．過去に訪れた人の話では，意外と最近出来た部分のようです．日本語の音声案内の機器も借りられたので説明も色々聴けました．


  柱は材質が様々だったり形状が様々だったりです．これは個人制作の長編ゲーム並に建築に時間が掛かるわけです．


  凄く光が入るように設計されたステンドグラス．


  中心の結婚式とか挙げられそうな場所．この他にも地下でミサの最中だったり，イベント的な事も催されるのかも知れません．


  外側のディティールは作成中？4x4の数字のパネルは31に関わる何か色々があるものだそうです．


  地下では窓から雑然とした研究室が見えました．建築学とか構造力学とかそう言うのは自分は完全に専門外なので詳しい事は分かりませんでした．


  サグラダ･ファミリアのすぐ近くのお菓子とかパンとかフルーツとか水が売っている店．ボカディージョは美味しかったです．


  すぐ下からだと全景は撮れないのですが，少し離れた公園からなら良く撮れました．直線を使わないガウディ作品に相応しくない，クレーンが中々の存在感です．

  この後は徒歩で次の目的地に向かいました．多分，地図からするとティアグナル通りを歩いたと思われます．


  途中の店で食べた昼食．自分はサラダと烏賊で，マイワイフはパスタ．シンプルに見えて旨い．


  途中のスーパーでお菓子を買ったりしました．上記のスーパーや他のコンビニのような店，どこでもモンスターエナジーの種類が日本より豊富でした．大きなポップもあったりでスペインのメーカなのかと思ったけど，後で調べたら別にそんな事はないって言う･･･．


  同じ通りを進んで行きます．次の行き先は，この頁のサブタイトルの通りです．


  と言う事で，カサ･ミラへ到着．ここでも日本語音声案内のプレイヤを借りられました．案内では一貫して｢ペドレラ｣と呼ばれていました．


  バルセロナをここまで歩いてきて思ったのですが，建物と隣の建物は完全に接合されていて隙間が無く，間から向こう側を見る事が出来ません．そして建物は四角の形に配置されているので，(部屋の中ではない)内部を見る事が出来ません．つまり，城壁に囲まれた中の天守が見えないような状態になっている事になります．従って，このカサ･ミラの屋上に上ると，その内部＝中庭が見れる事になります．説明が長くなったのですが，上記はそう言う思いで撮った写真です．

  ･･･と言う事をマイワイフに言って中庭を良く観察していたら，中庭に執着し過ぎだと言われてしまいました．


  本当は先に載せるべき屋上の図．奥の物にはガラスが埋め込まれていました．


  また向こうの建物を観察．屋上にプールのあるマンションもありました．そして向こうの建築群の中庭は見えませんでした．

  その後は1階まで順番に展示を見ながら出口へ．次はもう1つのガウディの建築へ向かいます．


  ガウディがリフォームしたマンションに到着．やはり周囲より異彩を放っています．


  ランブラス通りを港の方面に行くと，色々な見世物がありました．上図は銅像にしか見えなかったけど，コスプレした人でした．お金を入れると動く仕掛け(？)です．似たようなコンセプトの人が沢山居たけど，この人だけ最初は人だと分かりませんでした．


  そのまま通りを南下して港へ．太平洋でも日本海でもない海です．そのまま海沿いを少し歩いてから，再びランブラス通りを戻りました．因みに，この年のスペインでのテロは，このランブラス通りで起こったのですが，自分達が歩いたのは2週間前くらいだったのでセーフです．


  外にもテーブルが出ている店で夕食．他にもテーブルが屋外にある店は多かったと言うか道沿いにテーブルが並んでいるような感じだったので，自動車が歩道に入ったら被害が大きそうな通りのような気がします．


  パエリアも頂いて，半分食べたところで写真を撮り忘れた事に気が付きました．蛸もこちらも旨かったです．


  夜はフラメンコを鑑賞．あまり良く知らないジャンルだったのですが，靴を鳴らすリズムが印象的でした．あと日本人のツアーの客が多くて，周囲からたくさん日本語が聞こえてくるのも印象的でした．

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  3日目．

  次の頁，｢ラクダ編1｣へ続く．