記事No.: 32   日時: 2016/04/15(Fri.) - 2016/04/17(Sun.)


  3月のとある休日,九州の地図や観光地を色々と調べていたら,その流れで屋久島の観光スポットとその行き方を調べていました.・・・そして,気が付いたらJALのサイトで「予約完了しました」の文字が.予約したものは仕方が無いので,再び,屋久島へ向かう事にしました.

  屋久島は去年1度行ったのですが,その時は島を1周しただけで観光地には殆ど行ってなかったので,今回はメジャーな観光スポットに行く事にしました.と言う事で去年の内容と僅かに絡む話も出て来るので,「長文日記No.25:屋久島を一周した」を見ておくと分かり易いかも知れません.

  1日目は移動だけではなく白谷雲水峡に行くと言う多少無茶な予定を立てていたため,6時前には羽田空港に行き,始発で鹿児島空港へ.


羽田空港

  表題にもありますが,この日は4/15(金)です.そして,朝早かったので,前日夜のニュースは全く見ずに早寝していました.始発から飛行機の出発時間が大幅に遅れると言うアナウンスがあり,テレビでは熊本で大きな地震があったと言うニュース.鹿児島→屋久島行きの乗り換え時間のマージンがあまり無く,この時点で予定通りの乗り換えが不可能になってしまいました.もっと言うと,今回の旅行自体,無理なんじゃないかと思えてきました.あと,鹿児島空港は7時にならないと開かないと言う事を初めて知りました.

  羽田発の飛行機は30分くらい遅れて出発.九州本土の旅行(or 仕事)を諦めた人は多かったみたいで,予約は満席だったのに,機内は半分以上が空席でした.飛行中に羽田と鹿児島の空港間,及び機内で色々と連絡が取られたらしく,途中で空席の中の前の座席に移動し,乗り換えが短時間で済むように便宜を図って貰えました.屋久島行の飛行機は鹿児島到着便を待ってから出発するとの事も伝えられました.希望が見えてきた!

  鹿児島空港に到着後,空港の写真を撮る暇はなく走って乗り換え.東神奈川駅で横浜線を降りた人が京浜東北線へダッシュするかの如くです.


屋久島空港

  そして屋久島空港へ20分くらい?の遅れで到着.バスに乗り換える予定だったのですが,ここは40分くらいのマージンがあり,予定通りのバスに乗る事が出来ました.多少の余裕もあったので,近くの観光協会で荒川登山バスのチケットを買ったり,昼食になりそうなものを探したけど土産用の羊羹くらいしか無かったのでそれを買ったりしてました.本当は予定通りに行くのはここからが体力的に大変なのですが,この時点で飛行機が何とかなった事により安心しきってました.

  余談ですが,自分は熊本県に親戚や知人などは居ないのですが,熊本には旅行に行った事があるし思い入れもある場所なので,先日,今まで貯めたJALのマイルを全額寄付しました.マイルの他の使い方は良く分からないので丁度良いです.


宮之浦

  宮之浦に到着.時間は予定通り.白谷雲水峡方面のバス停も大体の位置は把握していたので,そこまで迷わずに移動.屋久島は2度目と言う事に加え,自分にしては珍しく割りとキッチリ乗るバスなどを決めていたのが,今回はかなり幸いだったような気がします.

  自分と同じように宮之浦で降車した人が居たのですが,その人は近くの店に入ったり,別の弁当屋に入ったり,何か色々と道を尋ねつつ自分と同じバス停に来ました.「ここが白谷雲水峡行きのバス停ですか?」と尋ねられたので,そうです,と答え,数分後に来たバスに一緒に乗車.

  去年は何人かに話し掛けられたりしたけど,きっと今年はそんな珍しい事も無く,もしかしたら旅行中は一言も会話しないんじゃないかと思ってたのに,そんな予測も外れたな・・・とか思ってたら,その一緒に乗ってた人とバスの中でも会話が弾み,自分はさっき島に来たばかりと言ったら驚かれ,相手は福岡出身で1日目は移動日で2日目から観光だとか,阿蘇山に行ったら緑が少なくて寂しかったから屋久島に来た,と言う話を聞きました.阿蘇山は他の山とは違った風景がとても雄大で素晴らしい所だったと言っておきました.


白谷雲水峡・入口付近

  白谷雲水峡に到着.ネットか何かで調べると分かるのですが,ここは滞在出来る時間や体力に合わせて弥生杉:1時間/奉行杉:3時間/太鼓岩:4時間と言うコースがあり,昼前に到着したバスに乗ってた人は恐らく皆,(一番メジャーな)太鼓岩コースを選んでたようですが,地図を見ながら色々考えたところ,奉行杉&太鼓岩のハイブリッドコースを行く事にしました.実際はこれでも3時間くらいで往復出来ました.そんな感じで地図の前に暫く居たので,気付いたらバスで会った人は先に行ってました.


渓谷

  弥生杉コースの分かれ道までは,割りと舗装された道で歩きやすかったのですが,途中から道か道では無いエリアかが分かり難くなってきました.ピンクのリボンが所々に設置してあり,どうやらそれを辿ると言う事に,道を外れて右往左往した後に気が付きました.



  川を渡るところとか,その法則を知らなかったら,何処へ行ってしまったか分かりません.


石と苔

  因みにここはジブリのアニメのモチーフにもなったそうですが,自分はそのアニメは見た事がありません.


三本足杉

  奉行杉コース中にある,三本足杉.


三本槍杉

  そこそこ高い所にある,三本槍杉.大きい杉には名前が付けられているのですが,名前の無い大きい杉も沢山あるのは,これから名前が付けられたりするのでしょうか.どれか「侍り杉」って名前にさせて貰えないですかね・・・.


渓流

  それはそれとして,撮る写真が大体美しい風景になっています.


二代くぐり杉

  下からくぐる事の出来るくぐり杉.この辺りで太鼓岩コースと合流し,すれ違う人が増えてきました.登山の掟と言うか,すれ違うときは「こんにちは」と皆と挨拶しつつ歩いて行きました.一言も話さないとか思ってたのは一体・・・.


シカの宿

  鹿が中に入りそうと言う見た目が由来のシカの宿.どうやら小学生が数年前に命名したらしいです.地元民だけは命名権がどこかで貰えたりするのかな.


普通の杉

  これを「黒ムック杉」とか名付けたら駄目だろうか・・・.


休憩ポイント

  昼食の弁当を食べてる人が沢山居たポイント.前日にホテルに泊まった人なんかは,そこで弁当を用意して貰えたりするみたいなんだよな・・・,とか事前に調べた情報を思い出しつつ,空港で買った羊羹を食べるJuuma氏.

  休憩ポイントから急な山道を少し登ると,それまで渓谷や森林だった景色が急に開けました.


太鼓岩

  太鼓岩に到着.体感よりも高所に来てた事や,急に遠くの景色が見えた事により,遠くの杉がミニチュアの玩具みたいに見えたのは,何だか不思議な感動です.そして先ほどのバスで会った人が岩の端あたりで寝てた所に遭遇し,軽く挨拶.

  表現し辛いのですが,「きままに(或いは適当に)旅行してる感」が自分とその人の共通点であり,周囲に沢山居る旅行者とは少し違ったポイントだと思いました.他の人は装備を固めてスキーのストックのような杖を使ってたり,ガイドを雇ったりしていたのですが,自分とその人だけは街中を歩くような格好です.軽装で来た点は,今になって少し反省しています.


遠くの谷

  遠くに谷が見えたので高倍率ズームで撮影.多分,小杉谷と言うところで,縄文杉のルートのようです.他の旅行者が雇ってるガイドの方が色々説明してるのが聞こえてきました.旅行中はこうやって無料でかなりの情報を聞いてしまったけど,盗み聞きしてるわけじゃないから許して頂きたいです.


太鼓岩からの景色

  別の方向の景色.小さい島にして九州の山の標高ベスト10の殆どを占めてるだけに,島にあるまじき景色です.


女神杉

  太鼓岩から少し下ったところ,由来は分からない女神杉.


普通の杉2

  行きには通らなかった道の普通の杉.太鼓岩コースを選んだ人は行きと帰りで同じ道になってしまうのですが,ハイブリッドコースを選ぶと,帰りは一部違う道を通れるのでお得です.

  帰りの休憩ポイントで水を飲んでいると,バス(と太鼓岩)で会った人が後から来て,そこから帰り道は同行しました.取り敢えず,後の事を考えてここからは「福岡の人」と記載する事にします.


帰り道

  バスの時間を見ながら,サクサクと歩きつつ写真を撮りながら戻りました.


帰り道2

  登山者に見えない軽装の2人だけど,他の人の数倍の異様なスピードで入り口に向かい,予定より1つ早いバスに乗りました.

  帰りはこれからどうするのかと尋ねられ,宮之浦で自転車を借りると言う話をしながら,観光協会の近くのバス停で降り,福岡の人とはそこで別れました.この時は一人旅なの同行者が居るなんて,不思議な旅行になったな・・・などと過去形で思っていました.そう,これはまだ序章に過ぎなかった事を,この時のJuuma氏は知る由もなかったのです.


宮之浦港

  去年と同じ所で自転車を借りた後は,少しだけ宮之浦港に寄りました.晴れた港の写真が撮れて良かったです.後は滑って転ばないように気を付けながら,安房のホテルに向かうだけです.

  朝食が非常に早く,昼食も羊羹しか食べてなかった上に白谷雲水峡超スピード走破によりお腹が空いていたので,宮之浦の市街を出て少し行った辺りでラーメン屋を見付け,丁度良いと思って入りました.


屋久島ラーメン

  チャーシューが加工してあってそれが屋久島の形?を示している屋久島ラーメン@黒い麺.しかしスープを含めて味は昔ながらの感じでした.ラーメンを作り終わった後,店主が客用の座席の1つに座ってテレビを見出したのも,昔ながらの感じでした.

  おやつ(ラーメン)と水分補給により体力を回復した後,空港を経由してホテルへ.去年はこの道は豪雨だったり時間が時間でハイになってたりで気付かなかったけど,宮之浦→空港の道は起伏が多くて体感的にかなり長い気がしました.空港→安房も同じくらいの長さの筈なのに,こっちの方がかなり楽です.


楠川の石像

  そして今回は時間もあったので,例の石像のところで一旦停まり,周辺を少し調べる事にしました.ここは楠川集落と言う事と,後ろの建物の喫茶店名が取り敢えず分かりました.


後ろ姿

  後ろから撮った図.何かに設置していた跡あり(新発見).


楠川マップ

  横道の石像の向かい側に地図がありました.「屋久島」と聞いて「楠川」と言うのはあまり聞きませんが,楠川には色々と観光スポットがあり,泊まるところも色々あったり,楠川温泉もあったり,この辺りを中心に観光するのも面白そうです.すぐ近くに楠川城跡があって時間的に行けそうな気もしたけど,急な上り坂の先になってたので一応止めておきました.


現在地

  そして現在地の表示にドラ・・・石像のイラストが.どうやらこの石像は楠川のシンボルと言っても良いようです.

  そんな感じで丁度良い時間になった頃にホテルに到着.去年と同じところに泊まりました.島内にはペンションや民宿やほぼベッドのみが提供されるような小さい所も多くあるようなのですが,JALパックだと選択肢はそんなに多くないのが難点です.


夕食

  夕食.亀の手なんかは去年も出た事を思い出しました.あと,次の日の予定を言ったら,縄文杉トレッキングは登山届を提出しないといけなかったので,貰った用紙に所持してる装備などを書いて提出しました.何だか驚かれてた気がしたけどその時は特に気に留めてませんでした.多分,他の人は靴やら服装の欄にもっと色々書いてたんだろうな・・・.



  2日目.

  4時頃に起床し,フロントで夜勤らしき人に朝と昼の分の弁当を貰って出発.


朝(4:30頃)

  ある程度予想はしてたけど,外は普通に深夜でした.屋久杉自然館までは上り坂が多く,自転車で来てたのは恐らく自分だけでした.

  バスに乗る前に朝食を食べようと思って,その時到着していたバスはスルーして1本後にしようとか思ってたら,その場に居た(アグレッシブに案内している)係りの人に,そのバスに乗せられてしまいました.自転車の置き場所も指定してくれたのは有り難いけど,「鍵が付いてないし盗まれても知らないよ.」とも言われました.それは自分の管理ではなく観光協会の方針なので,もし盗まれた時は一緒に抗議してもらおうかね・・・.


荒川登山道

  30分くらいバスに乗って周囲も明るくなって,荒川登山道に到着.ここで朝食を食べてる人が周りに多かったので,自分も暫く滞在して食事にしたりトイレに行ったりしていました.その間に次のバスが来たり,その人達も先に出発してたけど,1〜2時間後には逆に全員抜き返してたと思います.・・・いや,1人例外が居ました.


トロッコ道

  序盤の道のトロッコ道.歩幅と枕木のピッチがなかなか合わないため,歩き難い道なのですが,それ以上に他の観光客を抜かす時のタイミングと場所が図りにくい道でもあります.とは言っても,類を見ないタイプの道だし,景色も綺麗だし,楽しい道でもあります.



  上が水路のようになっていた所.夏だったらここで水浴びしておけば良さそうです.



  柵が無い橋.割りと高い所なので,よろめいて落ちたら大怪我必至です.泥酔している時の縄文杉トレッキングは避けたいものですね.


水辺

  時々,白谷雲水峡とあまり変わらない水辺と苔のロケーションも見られます.


割りと普通の杉

  普通じゃない感じに見えるけど特に名前の無い杉.この写真だと,ピントの合い方からしてモンスターとの戦闘シーンの切り替えの瞬間みたいになってしまった・・・.


小杉谷

  大きな橋からの景色.入り口からここまでは,左側が水辺や山,右側が開けた景色で,ここを通ってからは位置関係が逆になります.


休憩ポイント

  バイオトイレなどが設置されている最初の休憩ポイント.ここで休憩している人が沢山居たけど,まだ1時間くらいし経ってないのに停まっても仕方ないと思い,自分はスルーして歩いて行きました.この辺りで周囲の中でもトップに近い位置になっていた気がします.別に競争しているわけではないが・・・.


トロッコ道(Easy)

  小杉谷を横切った後は,線路が板張りになっていて,一気に歩き易い道になりました.


普通の杉

  大きな杉の木も沢山.そう言えば,登山道に入るまでは名前の付いた杉は無かったかな.


橋からの景色

  時々通る橋からの景色.季節によって色々と違った風景が見れそうです.


木漏れ日

  木漏れ日も良い感じで,毎日こう言う道を歩いて会社に行きたいです.


開けた景色

  次の休憩ポイントが近付いて来た辺りの,時々見える遠くの山.この辺りでは殆どの観光客を抜かしてしまって,周囲は誰も居なくなり,非常に歩き易くなっていたのですが,少し前方に自分と同じくらいのスピード,且つ自分と似たような(登山っぽくない)軽装の人が居ました.珍しい人も居るな,と思いつつ,2つ目の休憩ポイントに到着.

  そして,前日の福岡の人(=前述の軽装の人)と再開.ここから一緒に行く事にしました.それまでの平坦な道から登りの多い登山道になり,周囲は完全にトレッキングシューズや登山用の服装で身を固める中,自分と福岡の人だけ街中を歩くような軽装と言う,奇跡的なパーティの結成です.後から気付いたけど,周りの人から見ると昔からの友達同士に見えたのも自然な事だったようです.


名前のある杉

  急な階段や登り難い岩場などをハイスピードで進み,名前が付いてたけど何て名前か忘れた杉の所に到着.時々,自分よりもかなり早くから登り始めていた人が居たりもしました.


ウィルソン株

  縄文杉より遥かに太さのあるウィルソン株に到着.この大きさは中々圧倒されるものがあります.


空洞

  中に入って見上げると神秘的な景色.


内部

  内部は水が流れてたり,祠のようになっていました.福岡の人は会社の昼休憩の時にはこう言う所に来たいと言っていたけど,まぁ,普通に同意します.


山道

  ウィルソン株の前よりは急ではない道だったけど,この辺で疲れてきて,川で水分補給したりしても割りとギリギリになってきました.福岡の人(幾らか肉体労働してるらしい)と自分(運動は会社の行き帰りのみ)の体力の差が見えてくるところです.


夫婦杉

  夫婦杉のある所に到着.これも中々大きい.


縄文杉

  最後の階段で一段上がるだけでも難儀なくらいになったところで,縄文杉に到着.周りに人が1〜2人くらいしか居なかったので,高台の所に座り込んで暫く休憩してました.今までの旅行の話や今後の旅行の事などを色々と情報交換した後は,後から来た人も増えてきたので,近くの休憩所に行って昼食を食べました.

  休憩所には既に(同年代くらいの人が)1人居て,福岡の人はコミュニケーション力が高く,すぐにその人(=埼玉の人)と仲良くなってました.10分後くらいには3人の出身などの情報は交換されていました.


鹿

  昼食を求めてやってきたと思われる鹿.今回の旅行で見た動物は,実質この鹿くらいです.白谷雲水峡にも割りと居たらしいんだけど,全く見なかったな・・・.

  昼食の後は,100メートルくらい先に宿泊用の小屋があるらしかったので,宿泊はしないけど見てみようと思い,行ってみました.そこで携帯のバーナーでコーヒーを淹れてる人が居て,これまた福岡の人はその人(=長崎の人)に色々話し掛けていました.この辺りは中々の高所で,薄着だった自分が寒そうにしてたので,長崎の人が持っていた予備のジャケットを借してくれて,それを着ていました.登山用のグッズについても長崎の人には色々教えて貰いました.次に高い所に行くときは防寒用の装備は用意しておこう・・・.


高塚小屋

  小屋の中にも3人で入ってみて,長崎の人がくじゅう連山に行った時の事を聞いたり,写真を見せて貰ったりしてました.やはり九州本土の登山の有名所なんですね.


縄文杉(帰り)

  そんな感じで暫く休憩した後は,再び福岡の人と2人で帰り道へ.この時も福岡の人は縄文杉の写真を撮ってる別の観光客にどんどん話掛けて写真を見せてもらったり,その流れで自分も写真を見せてもらったり,気付けばかなりの人数とコミュニケーションを取っていました.

  帰り道も夫婦杉,ウィルソン株,その他の休憩ポイントなどに立ち寄り,自分の1人旅は離島巡りを中心としている話などをしたり,その他色々な話などをしながら来た道を戻りました.


食虫植物っぽいもの

  帰り道はあまり写真を撮ってなかったので,割りと入り口近くまで来た所で撮ったもの.食虫植物?


遠くの太鼓岩

  恐らく唯一太鼓岩が見えるポイント.もっと遠くて小さく見えるくらいだと思ってたけど,ここまでしっかり見えるポイントがあったとは.

  もう少し歩き,帰りのバスが出発する直前で待っていた荒川登山道に到着.事前情報だと往復で10時間くらいとのことだったけど,休憩時間を含めないと4〜5時間くらいになるかな.

  屋久杉自然館に戻り,埼玉の人に再び会ったりした後,福岡の人とは別れ,自転車でホテルに向かいました.本当に不思議な出会いだったな・・・.


食事処

  途中,去年も立ち寄ったドライブインに今年も寄りました.去年は自販機とトイレしか利用してなくて気付かなかったのですが,食事処があるらしいノボリが出ていたので,(夕飯の時間も近いのに)何か食べて行く事に.店の雰囲気がとても良い.


うどん

  疲れていた事もあって,非常に旨いうどんを食べました.このドライブイン,地図的に言うとここ(Googleマップ)にあります.駐車場の容量は不明だけどかなり広いために寄り易く,土産物屋のスペースもかなり広く,食事処の席数も多かったりとスキの無い休憩ポイントです.しかし,ここを通る車などはかなり少なく,立ち寄る可能性のある人が絶対的に少ないのが残念でした.バスで通る人数も含めれば結構多いんだろうけど,バスじゃ寄れないしな・・・.車で安房の辺りを通過する人は,少し道を外れはするけど寄ってみても良いかと思います.

  ホテルに到着後,縄文杉トレッキングをした人は入り口でトレッキングシューズを脱いですぐにスリッパに履き替える事になってたんだけど,ホテルの従業員からするとどう見ても登山した人には見えず,途中で着替えてから帰って来た人だと思われました.まぁ,仕方のない事だ・・・.


夕食

  風呂に入った後,夕食.登山後の焼酎は旨い.

  夕食後は(寝てしまわないうちに)売店に向かい,自分の中で最高の焼酎と名高いのに屋久島にしか売ってない「水ノ森」の1升瓶を自宅に配送して貰い,三岳やお菓子などの夜食を買いました.この前色々調べてたら,現地のネット通販が出来るっぽい所を見付けたから,今度試してみるか・・・.


夜食

  転寝して夜中に目覚めたりしつつも,夜食を完食して眠りました.



  3日目.


朝食

  2日目とは違い,通常の朝食を食べる.


空港への道

  10時前にチェックアウトして,この日は基本的に空港に向かうのみです.3日目の日中はずっと雨の予報だったから,走行にかなり時間かかると思ってたんだけど,雨は夜中のうちに終了し,完全に晴れていました.屋久島は雨が非常に多いと聞くけど,少なくともこの時期に関しては,雨が多いんじゃなくて単に山の天気は変わり易いと言う理屈の方が通用すると思います.


空港付近

  空港付近のガソリンスタンドにて自転車を返却.飛行機の出る時間までかなり余裕があったので,地図に書かれてたのを見付けただけで観光スポットでも何でもない,町営牧場に行ってみました.


空港付近の高台

  やや内陸の道を歩いた所.割りと高台.


町営牧場

  牧場らしき場所は発見したけど,付近の道からして私有地らしく,あまり近くまでは行けませんでした.馬が見えたので,遠くからズームで撮影.


帰り道

  下り坂メインの空港へ向かう道.この辺りにも民宿や,バイクで来る人のためのペンションなど,泊まる所はかなり沢山ありました.


親子丼

  空港に到着後,次週や次々週にも人と会う予定があったので,そのための土産を買ったり,昼食を食べてから帰宅.この日の鹿児島空港行きと羽田空港行きの便も何故かかなり遅れていて,結局今回乗った飛行機は4回とも定時には到着しないと言う結果になりました.これが定時到着率No.1の力なのか.まぁ,行きは流石に仕方無いが・・・.

  と言う事で2度目の屋久島,4度目の1人旅でした.今回に関しては平日の会社よりも断然人と会話してるし,現地ではほぼ友人と一緒に行動みたいな感じもあったので,1人旅と言って良いのかちょっと微妙な所もあるのですが,一応1人旅と言う事にしておきます.あと,屋久島に興味を持つ→ネットで色々調べる→こんな観光スポットもあったのか!→更に興味を持つ→更に調べる・・・,と言うループが生じているので,特に行こうとは思ってなくても,今後も行く事になるかも知れません.



記: 2016/06/26(Sun.) 



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