記事No.： 24   日時： 2015/02/21(Sat.) - 2015/02/22(Sun.)

---

  時は2014年の年の瀬，Kijokazu氏が何年か前から｢あと大分県に行けば47都道府県全てに行った事になる．｣と言う事を聞いていたのと，｢冬に温泉に行ってのんびりする旅行もやってみたい．｣と言う話の流れになった事をきっかけに，今回は由布院の旅館に行ってみる事にしました．

  Juumaとヴェハーリ氏は関東から飛行機で，Kijokazu氏は名古屋からは寧ろ陸路の方が早いと言う事で新幹線と特急で，大分に向かいました．


  朝は羽田空港へ行ってヴェハーリ氏と合流．国東半島にある大分空港へ行き，レンタカーを借りてKijokazu氏と合流するために別府駅へ．今思ったんだけど｢レンタカー(rent a car)を借りる｣って借りる(rent)が被ってて表現として間違っているような気がしました．


  ピカピカではないけど"ピカピカのおじさん像"の所で合流しました．合流後は別府地獄あたりに移動して，賑わってる様子を見つつ昼食の場所を探しました．事前に行こうと思ってた，食材を自分で蒸して食べられる店はテーマパークの混雑しているアトラクションみたいに｢60分待ち｣と言う立て札があったりで入れなかったので，別の店へ．


  だんご汁と，サービスでくれた蒸した卵を食べました

  昼食後は，1日目は早めに旅館に行って温泉入ったりゆっくり侍ろうと言う計画だったので，由布院に向かいました．


  途中の道．山が麦みたいな色になってて綺麗でした．


  休憩所っぽいところから見た景色．盆地のような形になっている由布院の街が望めます．

  そんな感じで16時とかその辺りには旅館に到着する予定だったんだけど，Juuma氏の運転中，旅館のすぐ近くまで来た所の細い道で電柱にぶつかり自動車を破損させてしまい，代車が到着するまで大幅に時間をロスしてしまいました．･･･ヴェハーリ氏とKijokazu氏には大変なご迷惑をかけた事をここでもお詫びします．


  18時過ぎに宿に到着．広くて個別に温泉が付いてて豪華な部屋だったんだけど，テンションが下がってた所為か後で探してもあまり良い写真を撮ってない事に気付きました．


  夕食の旨いステーキ．麦焼酎をロックで飲みつつ美味しく食べていると，ピアノの音が聴こえて来ました．食堂にグランドピアノが置いてあって，この旅館の方が演奏すると言うサービスをいつもやっているそうです．これは凄い．

  夕食後は雨が降ってたけど温泉に入ったり，創作活動の話をしたり，今年も札幌雪まつりに行って来たヴェハーリ氏の話を聞いたりしてから，台風みたいな風の音になってきて明日の天気を心配しつつも就寝．

---

  2日目．

  (バファリンを飲めば治るレベルの)二日酔いっぽい頭痛で眼を覚まし，食堂へ．


  こう言う焼き鮭と漬物がある和朝食はとても好きです．

  泊まった宿は由布院の駅前よりも東の方にあったので，チェックアウト後は金鱗湖へ向かいました．


  天気が心配だったけど，2日目は時々小雨が降る程度で，大体は曇りで外を歩く分には問題無しでした．有名温泉街らしく中国人が日本人より多いんじゃないかってくらい沢山居ました．


  その後は昭和っぽいレトロな物が置いてありつつも割りと綺麗で雰囲気は近代っぽい昭和館と，その2階にある山下清展を観ました．ここに来るまで山下清の事は殆ど知らなかったので，一気に詳しくなりました．徒歩で旅をするのには憧れます．

  昭和館を出た後は昼食処へ．


  鶏肉丼旨かったです．昼食の後は，由布院の街を練り歩きました．


  土産物屋は大分や温泉街ならではと言うより，外国人旅行者を意識して日本の文化とかアニメとかを主題にした物が多く売ってた印象がありました．

  厳かな雰囲気のある焼酎の専門店で麦焼酎を買った後は，別府の地獄巡りへ．当初は2〜4箇所くらいを周ろうと考えていたのですが，意外と時間が取れたので全8箇所を周る事にしました．


  ｢(車をぶつけるなんて)あなた，最低です！｣と，海未に平手打ちをされる地獄です．あと青っぽいです．


  山っぽくないけど山地獄と書いてありました．動物地獄でもあります．


  粘土っぽい地獄．この辺りは温泉が沸いてる所が沢山あるものだと思ってたけど，これだけ近距離に色々な物が噴き出している事には割りと驚きました．


  馬を触れる地獄．他の観光客が頭を軽く触る程度なのに，首の辺りから両手でしがみつくJuuma氏．


  カピバラも地獄に居たのですが，この楽しそうに温泉に入る姿は，どちらかと言うと天国です．他にも色々な動物が居て，ちょっとした動物園のようになってました．


  地獄と地獄の間の道に居た人懐っこい猫．向こうから擦り寄ってきて，持ち上げても抵抗しないと言う慣れっぷりです．


  手湯や蒸気を浴びたり出来るかまど地獄．どう言う所がかまどなのかは良く分かりません．


  1日200mlくらい飲めば良さそうな地獄．


  様々な年齢の鰐が多数居て，地獄もありました．肉を喰らっていました．


  数10分毎に間欠泉の出る地獄．ライブ会場のように間欠泉が吹き出すのを待つ人達で溢れていて，吹き出した瞬間皆でカメラ撮影．この地獄はきっと待ち時間がある事が重要で，常にお湯が吹き出ていたらこんなに注目はされていなかったと思います．

  そんな感じで一通り地獄を見終わり，皆の中では｢こんな楽しい観光地は地獄と言うより天国で，地獄は寧ろ明日からの仕事の日々の方ではないだろうか？｣と言う結論に落ち着きました．

  その後は別府駅でKijokazu氏と別れ，レンタカーを返し，大分空港へ．


  羽田空港へ行き，夕食を食べてから帰宅しました．

  と言う事で，温泉メインの旅行としては初めてだったけどJuuma氏の手によってあまり温泉メインにならなかったと言う事もあり，今回の旅館にはもう1回行ってみたいとか，今度は他の温泉地にも行こうとか，色々と今後の旅行の話題も出て来る旅行になりました．

---