記事No.: 8 日時: 2009/08/22(Sat.)
大学時代からの友達2人と,1ヶ月前くらいに「何処かに小旅行に行きたいね.」と言う話になって,8/22に
昇仙峡に行って来ました.タイトルは"小選挙"になってますが,8月末の選挙についての話とかではなく,ただ単に打ち間違えただけで政治の話とか全然出て来ないので,その辺はご了承下さい.あと,この友達2人は,今までもこの先も日記の登場頻度が高いと思われるので,そのうちハンドルネーム的なものを本人達と打ち合わせて置こうと思います.女友達2人と共に3人で遊んだと言う話は,大体この2人です.
だいぶ余談が過ぎたのですが,当日は朝5時に起床して7時に首都圏に集合して,自動車で3時間くらいかけて行きました.
昇仙峡・入り口
最初は意外と普通の道で,平日なら自動車で通る事も出来たみたいです.左手に川が流れてて涼しげなところかと思ったけど,やっぱり歩いてると物凄い汗をかきました.
確かオットセイ石
川には当然無数の石があるのですが,そのうち幾つかの石には名前が付けられていて,付近にそれを示す看板があったりパンフレットにも書かれていました.大きい石だけに名前が付けられてるのかとも思ったけど,上流の方は大きい石だらけでその一部に名前があったりと,意図はやや不明です.石の中にも格差社会がある,と言う隠されたメッセージがあったのかも知れません.
熊石の看板
「熊石」と言う物があると知って,熊っぽい形なのか真っ黒で毛むくじゃらな生物に酷似した石なのかとテンションが上がったのですが,それらしい石が見付かりませんでした.眼の下のクマとか,そう言う同音異義語だったのでしょうか.
大仏石
もうちょい右側に回り込めば大仏っぽく見える石.こう言う写真を撮ると空が白飛びしてとても素人っぽい写真になってしまって不愉快なのですが,画像処理などでも対策出来なくて何とかしたいです.
名も無き石ではない
この石は名前が付いてたから撮った事は覚えているけど,なんて名前だったかは忘れました.今冷静になって見ると,それほど特徴の無い石に名前を付けると言うセンスは凄いと思いました.
ギザギザ岩
ギザギザ岩.じゃなくて「羅」とかカッコイイ漢字が付いてた気がする.
ラクダ石
確か,ラクダ石.
タヌキ石
これははっきり覚えてます.タヌキ石です.今までの石と比べて群を抜いてタヌキっぽい形で驚きました.
ゴジラ石
そしてゴジラ石.タヌキ石に続いて,自然が創った芸術と言えるかと思います.芸術的過ぎて著作権的にどうなのかと言う議論まで生じてきそうです.もし偶然ミッキーにそっくりな石が出現したらディズニー側はどう対処するんだろう?と言う疑問が湧きました.川を相手に訴訟したら勝てるのでしょうか.
ゴジラ石より少し前のところの話ですが,奇妙な橋がありました.
愛のかけ橋
愛です.「男女2人で渡ると愛が結ばれる」と書いてありました.ここを男女3人で渡ったので,我々は三角関係になりました.
三角関係
大体こんな感じになりました.Juuma氏(男)がアウトオブカヤです.蚊帳の外です.
そんなラヴコメと言うかGL的展開は放っておいて,昼食は屋外の店でほうとうを食べました.
ほうとう
美味しかったけど,熱くて量が多かったので,後半戦が割りと大変でした.あと,この場所から見える景色はなかなかのものでした.
昼食を食べたところから見える景色
こんな感じです.左上のあたりの白飛びを回避しようとしたら多少暗めの写真になってしまっただけで,実際には右下の方も明るいです.
馬車
通常はドラクエ4や5等でしか見る事のない,馬車がありました.お金を払えば乗れたんだけど,移動速度までもがドラクエ4や5と同じ(歩く早さと変わらない)だったのを見たので断念しました.
その後,パーティは(1つの目的地である)滝を目指しました.
滝まで絶景(断定)
万人がそう感じるかであるように,「絶景」と体言止めで書かれている看板を目撃しました.もっと中立的に「滝はこの先です」みたいなので良い気がするのに,そんな強気な表現を自分も使えるようになりたいものです.
侍り社まで絶景(断定)
取り敢えず書き換えさせて頂きました.この後にこれを見た人は,この先に侍り社があるのかとワクワクしながら進んだら滝があってガッカリとなる筈です.
川が近い道
看板の後は,それまでの道と違って川がすぐ傍に見えて,確かに良い景色でした.
良い岩
ロッククライミングをして遊ぶのに良さそうな岩.ただちょっと草が多いので,冬の方が楽しめそうです.クライミングをしている人が1人も居なかったのはそう言う理由からかも知れません.
良い谷
さっきの岩もそうだけど,バイオニックコマンドーのスペンサーみたく左手をフック付きワイヤに改造して,こう言う地形をピョンピョン飛び回ってみたいものです.
変なところが光る岩肌
写真だと少し分かり難いかも知れないけど,岩のところどころが変な風に光ってると思って近付いて見たら,1円玉が沢山挟まっていました.特に看板とかもなくて何故この辺りだけそうなってるのかは分かりませんでした.挟まった硬貨の総計が65536円を超えると何かの封印が解けるとか,そう言うのでしょうか.
そんな意味分からん妄想をしつつ歩いていると,急に人口密度が高くなる領域に辿り着いて,見上げると滝(到達地点)がありました.
仙娥滝
この滝の名前はこの日記を書くまで知らなかったと言うか漢字が難しくて忘れてたのですが,
Wikipediaの記事の写真と上記の写真を比較すると,仙娥滝で間違いは無さそうです.もっと晴れてて青空だったら自分の写真もWikipediaの方に負けてはいなかった気がするとか,少し自惚れたくなるくらい良い角度の写真が撮れたのではないかと思います.
と言う事で,主な日記はここで終了です.滝の上には色々な土産物屋があったり水晶の展示(?)があったりして,色々面白かったのですが,友達がいっぱい写真を撮ってるのを見てたらすっかり自分もいっぱい撮った気になって,今見返してみたらこれ1枚(下図)しかありませんでした.
巨大な水晶
「危険ですので絶対に触らないで下さい」と書いてある巨大なボーリングの球です.この球を使うと,サイドに落としさえしなければ確実にストライクが取れそうな気がします.問題は,転がってる途中で割れ,破片がピンの奥にまで飛んだりしたら,レーンを破壊してしまって大惨事になりそうと言うところです.
昇仙峡の後は富士宮焼きそばを食べに行って,その後に帰宅しました.この時,「男なのに運転が全然出来ないのはいかんだろう」と言う話になって,自分が2〜3時間くらい運転しました.この時以前に運転したのは3年位前で,それ以前を含めてもトータルで多分1時間も運転していません.なので今のところ,自分の人生の総運転時間の7〜8割くらいはこの日です.一応,原付にはしょっちゅう乗ってるので,右折のときに見る物などはある程度分かってたのですが,それでも自動車の感覚が分かり辛くて大変でした.今後の事も考えて,流石に練習しておこうと思います.
あと,滝の上の店で高いワイン(8400円)を買いました.
高い白ワイン
10年くらい寝かせられるので,その間の何か特別な記念日に飲んで下さいと言う事を言われたけど,今考えてみると何年も適温にしておく自信が無いのと,記念日だったらもっと何万円もするワインが用意されてたりしそうなのとで,ベストな活躍の場が出てくるのかどうかが不安です.かと言って,1200円以上のワインを滅多に買わない自分が,すぐ飲んでしまうのも勿体無いし.
そんな訳で,普段は節約をするのにノリで高い物を買ってしまうところを直さないとなぁとか,もっと運転上手くならないとなぁ,とか,そんな課題が浮かび上がってきた小旅行でした.あと昇仙峡はモミジも多かったので,いつか(混みそうだけど)紅葉のシーズンにも行ってみたいです.
記: 2009/09/06(Sun.)